VRを用いた自転車利用者の通行場所選択に及ぼす要因分析

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of Factors on Choice of Place of Bicycle Traffic Using VR

抄録

自転車は環境負荷の低い交通手段として、短距離の移動や、コロナ禍において通勤・通学時に公共交通の利用を避けるためなど、利用ニーズが高まっている。2012年11月に国土交通省道路局および警察庁交通局が「安全で快適な自転車利用環境 創出ガイドライン」を作成し、自転車通行空間の計画・設計の基本方針等を明確化にし、自転車通行空間の整備が進められている。しかし、自転車通行空間を整備しても、利用率が低いことが問題として挙げられる。そこで本研究では、コンジョイント分析を用いて自転車の通行場所選択に影響を与えている要因を調べていく。具体的には、VR(ヴァーチャルリアリティ)で仮想の各道路空間映像を作成し、歩車道選択に関するアンケートを行い、その結果を分析することで歩車道選択に関する要因を把握する。その結果、自転車通行帯、歩道の幅員、最左車線+路肩が車道通行選択に大きな影響を与えることが明らかになった。

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参考文献 (2)*注記

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