書誌事項
- タイトル別名
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- THE PSEUDO-DYNAMIC SIMULATION OF A SEISMIC ISOLATION BRIDGE ABOUT THE TEMPERATURE DEPENDENCE OF HIGH DAMPING RUBBER BEARINGS
説明
<p> 高減衰ゴム支承の温度依存性や加振が進むにつれて水平力が徐々に低下する特性を含めて,橋梁全体の地震時応答を検討するため,低温実験室に整備した載荷装置を用いた仮動的実験を行った.仮動的実験システムにはオープンソースのUI-SIMCORを用い,構造計算部分には汎用構造解析ソフトTDAP IIIを用いることで,汎用性の高いシステムを構築した.対象橋梁はII種地盤上の免震橋とし,温度を+23℃と-20℃で実験した.実験の結果,加振が進むにつれて支承の履歴曲線が変化することを応答解析に取り込むことができた.また,橋脚基部の非線形履歴特性を表現することができた.+23℃と比較して-20℃では支承の最大せん断ひずみが0.6から0.7倍に減少し,橋脚基部の最大塑性率は1.14から1.16倍に増加した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_468-I_477, 2022
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390012180533505024
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- ISSN
- 21854653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可