最近の学術大会に参加して思うこと
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- 務台 均
- 学術誌『作業療法』編集委員/信州大学医学部保健学科作業療法学専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- Thoughts on attending recent academic congresses
抄録
最近はどの学会の学術大会もオンラインかハイブリッド形式で開催されている.臨床に出ている身としては県外への移動は躊躇してしまうので,オンラインでの参加となる.いくつかの学術大会に参加してみて,移動の必要がなく,好きな時間に何度も繰り返し視聴できるというメリットを感じる.ただし,いつでも見られると思うとついつい後回しになってしまい視聴可能期限が迫ってくるので,頑張って平日のお昼休みに一人ランチョンセミナー的に視聴することが多い.参加する側は楽になった反面,開催してくださる方々のご苦労は想像に難くなく感謝の念に堪えない.コロナ禍前に学術大会へ参加していたときは,講演会,演題発表,機器展示,セミナーなど朝から夕方までめいっぱいスケジュールを詰め込み,夜は夜で交流をしてホテルへ帰れば寝るだけといったかなり過密な数日を過ごしていたように思う.ほんの数年前であるが懐かしく感じる.私の以前の学術大会の一番の楽しみはポスター会場で領域を問わずさまざまな発表を回って,発表者とお話をすることであった.いろいろな作業療法士と交流することで,視野が広がったり,自分の知らなかった評価や治療を知ることができたり,研究のヒントが得られることもあった.なにより意欲的に発表をしている方たちから,明日からの研究や臨床に取り組むエネルギーをもらえた.今これができないのはちょっと寂しい.
収録刊行物
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- 作業療法
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作業療法 41 (5), 511-511, 2022-10-15
一般社団法人 日本作業療法士協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390012313364502528
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- ISSN
- 24344419
- 02894920
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可