小児がんの子ども・家族に関わる看護師のストレッサー尺度の開発

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タイトル別名
  • Development of the Stressor Scale for Pediatric Oncology Nurses
  • ショウニ ガン ノ コドモ ・ カゾク ニ カカワル カンゴシ ノ ストレッサー シャクド ノ カイハツ

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抄録

<p>目的:小児がんの子ども・家族に関わる看護師が看護実践する上でのストレッサーを測定する尺度を開発する.</p><p>方法:表面・内容妥当性を検討し,59項目の尺度原案を作成し,信頼性・妥当性を検証した.対象は看護師1,246名で質問紙調査である.分析は,内的一貫性の検証にクロンバックα係数を算出した.構成概念妥当性の検証に探索的因子分析を行い,その因子構造確認に確認的因子分析を行った.</p><p>結果:有効回答469部であった.項目分析,探索的因子分析より5下位尺度20項目の尺度を作成した.クロンバックα係数は高く,外部基準は職務満足尺度との相関はなかったが,日本版バーンアウト尺度は正の相関を認めた.モデル適合はCFI = .925,GFI = .882,AGFI = .844,RMSEA = .075であった.</p><p>結論:信頼性・妥当性は良好だったが,基準関連妥当性は課題が残った.</p>

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