【投稿/症例報告】気管切開を避け長期人工呼吸管理を離脱した重症新型コロナウイルス肺炎の1例

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タイトル別名
  • A severe case of novel coronavirus-associated pneumonia ; avoiding tracheotomy and withdrawal from long-term artificial ventilation management

抄録

新型コロナウイルス感染症(coronavirus infectious disease 2019:COVID-19)は世界的な流行がみられ,国内でも多数の重症感染者が発生した。最近ではCOVID-19の重症化指標が報告されており,高リスク症例では半数以上で人工呼吸管理・ICU入室を要し,場合によっては死に至ることがある 1)が,その一方で,侵襲的行為・患者ケアによる医療従事者への二次感染が懸念される。今回われわれは,感染対策の観点から気管切開を行わず重症COVID-19患者が長期人工呼吸管理から離脱した症例を経験した。長期挿管例であっても治療改善が望め気管切開を回避し人工呼吸器離脱ができる可能性があり,その臨床経過を含め報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012390805645312
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.4.e00112
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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