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抄録
<p>【はじめに】成人脊柱変形手術では矢状面に加え冠状面バランス不良の是正が重要である.特にoblique take-offは冠状面バランス不良遺残の原因となるため注意を要する.Lenkeらが報告したkickstand rod(KR)法は,冠状面の傾斜側にロッドを追加し腸骨稜から胸腰椎移行部に向け自転車のスタンドの様に支持・矯正力をかける手技である.KRは冠状面バランス不良を是正し全体の剛性を増強することでoblique take-offの矯正や術後の矯正損失予防に効果があると報告されている.今回,成人脊柱変形患者にKRを併用し変形矯正固定を行ったので報告する.【症例】59歳女性.腰痛,左下肢痛を主訴に受診.腰椎変性後側弯症と診断し,KRを併用し変形矯正固定術を行った.手術にてC7-CSVLは左69mmから0mmと改善.肩バランス不良も無く良好な冠状面バランスが獲得でき,術後半年でも維持されていた.【結語】本症例ではKRを併用し良好な冠状面バランスが獲得・維持できた.</p>
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 71 (3), 339-346, 2022-09-25
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390012545661577728
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可