遅れ時間帰還信号制御のためのプローブ・データ分析

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タイトル別名
  • An Analysis of Probe Data for Delay Time Feedback Control of Traffic Signals

抄録

<p>本研究は、プローブ・データを適用した交通信号の遅れ時間帰還制御の開発とシミュレーション評価のために、民間プローブ・データによる平均遅れ時間の推定精度等を、ビデオ観測値により評価した。駒沢通りおよび近傍の 14 交差点における朝ピークのビデオ観測により通過全車両の 7~8 割の車両登録番号を照合し、平均遅れ時間の基準値を算定した。その結果、プローブ・データのサンプル率は数%~十数%、平均遅れ時間の RMSE、MAE はそれぞれ 60、40 秒/台程度で同最大値の数分の 1 程度に収まった。一方で、通常よりも悪化した渋滞を迂回するプローブ車の影響で遅れ時間の推定精度が低下したと想定される例があった。また、プローブ・データの伝送・処理遅れは高々5 分程度と推定された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012570416563712
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.42.0_571
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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