群馬県における世帯間車同乗トリップの現状分析

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タイトル別名
  • Current Analysis of Inter-Household Car Passenger Trips at Gunma Prefecture

抄録

<p>北関東地域は,我が国において最も進行したクルマ社会として知られている。低密度な市街地では交通需要が広く薄く分布しており,定時定路線型の乗合公共交通機関による輸送サービスの提供は効率的ではない。群馬県 PT 調査データによると,自分で自動車を運転し移動できない高齢者等にとっては,自動車による送迎(同乗)が,日常生活を支える重要な交通手段となっていることが指摘されている。本稿は,この自動車による送迎(同乗)のうち,高齢者の日常生活移動において,他世帯の構成員がドライバーとなる「世帯間同乗」に着目し,パーソントリップ調査データを活用した抽出方法を検討するとともに,運転免許・自動車の保有状況や世帯構成に着目した分析を行い,自動車を自由に使えない高齢者にとって,世帯間同乗がどの程度大きな役割を果たしているかを把握するものである。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012570416566784
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.42.0_781
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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