ジョン・デューイの改訂版『倫理学』における「公平」な「関心」の涵養
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- 松橋 俊輔
- 弘前学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Cultivation of Impartial Interest in John Dewey's Revised <i>Ethics</i>: Focusing on the Functions of “Approval” and “Disapproval”
- 「是認」・「否認」のはたらきに着目して
説明
<p> わが国では近年、思考の方法に関して教育を行う道徳授業の必要性がデューイ思想に基づいて主張されてきた。これを受けて本稿は、デューイが、道徳的に望ましい思考の方法はいかにして習慣となりうると考えていたか、人は他者の道徳的思考を導きうると考えていたかどうかについて、彼の改訂版『倫理学』に示された見解を明らかにする。特に、人から人への道徳的評価の情動的な表明である「是認」・「否認」に関するデューイの議論に注目する。</p>
収録刊行物
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- 教育学研究
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教育学研究 89 (3), 397-408, 2022
一般社団法人 日本教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390012578706764672
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- ISSN
- 21875278
- 03873161
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可