RC梁のせん断損傷の局所外れ値因子法に基づく検知手法に関する基礎的研究

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タイトル別名
  • A FUNDAMENTAL RESEARCH ON THE DETECTION METHOD OF SHEAR DAMAGE OF RC BEAM BASED ON THE LOCAL OUTLIER FACTOR METHOD

抄録

<p>鉄筋コンクリート梁内部のせん断載荷による損傷を検知する非破壊検査における局所外れ値因子法(LOF)の適用性を確認することを目的としてRC梁供試体を対象とした実験的検討を行った.RC梁供試体内部をせん断損傷させるために目視しうるせん断ひび割れが生じない程度の小さな荷重でせん断載荷を行い,その際のハンマ打撃時の打音とコンクリート表面振動加速度の時刻歴を収録した.収録した時刻歴をフーリエ変換したスペクトルを用いてLOFに基づく判定手法による損傷判定を試みた.その結果,本手法を用いて真陰性率,真陽性率とも概ね 90%を維持して損傷の有無の判定が出来ることを確かめた.また,LOFで必要となる閾値の設定範囲についても検討を加えている.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012638715499776
  • DOI
    10.11532/jsceiii.3.j2_238
  • ISSN
    24359262
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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