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説明
多読プログラムは多くの語学授業において用いられている。多読の効果はすでに実証されているが,日本で人気のあるTOEICのリーディングセクションのスコア増加との関連性についての研究では,様々な結果が報告されている。本研究では,学習者の学習状況が追跡できるウェブサイトとして広く利用されているMReaderのクイズデータを用い,読んだ本の単語総数,多読の頻度,内容理解という点から多読とTOEICの関連性について分析する。過去4年間でリーディングの授業を受けた総数105名の学生のMReaderデータを,多読プログラム開始10か月後のTOEICリーディングセクションのスコアと突き合わせた。わずかではあるが,単語数,クイズの平均点,TOEICのリーディングスコア増加の間に統計的に有意な関連性が確認できた。これらの結果は,多読がTOEICのリーディングスコア増加に繋がるという効果を裏付けるものではあるが,よりさらなる研究が必要である。
収録刊行物
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- 広島文教女子大学高等教育研究
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広島文教女子大学高等教育研究 (4), 41-50, 2018-02-28
広島文教女子大学高等教育研究センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390012638718685696
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- NII論文ID
- 40021537247
- 120006460645
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- NII書誌ID
- AA12714407
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- NDL書誌ID
- 028973560
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- ISSN
- 21892962
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可