書誌事項
- タイトル別名
-
- Evaluation of the Accuracy of the Displayed Average Glandular Dose in Mammography
- マンモグラフィ ニ オケル ヘイキン ニュウセンセンリョウ ノ ヒョウジチ ノ セイド ニ カンスル ヒョウカ
この論文をさがす
説明
<p>【目的】2D撮影とDBTのAGDの実測値に対する表示値の誤差を明らかにし,AGDを推測する指標としての表示値の精度を評価する.【方法】20–80 mm厚のPMMAを撮影し,装置に表示される値を表示値とした.入射空気カーマと半価層を測定し,Danceらの式より2D撮影における実測値を算出した.一方,DBTにおける実測値は異なる投影角度を補正し,算出した.表示値が実測値に対してどの程度の誤差があるのかを確認し,PMMA厚に対する相対誤差について評価した.【結果】実測値に対する表示値の相対誤差の最大値は2D撮影で17.3%,STで19.1%,HRでは19.8%であった.【結語】PMMA厚が大きくなるに従い,実測値に対する表示値の相対誤差は大きくなる傾向がみられた.特に,DBTのPMMA厚70, 80 mmで,その傾向が顕著であった.</p>
収録刊行物
-
- 日本放射線技術学会雑誌
-
日本放射線技術学会雑誌 78 (11), 1333-1340, 2022
公益社団法人 日本放射線技術学会