緑化土壌を対象としたバイオ炭混合による保水効果の検証

書誌事項

タイトル別名
  • The effects of biochar application on water retention capacity of substrates for urban greening

この論文をさがす

説明

<p>土壌乾燥化が懸念される人工地盤上緑化等では,保水性の観点から導入する植物種が制限されるほか,適切な潅水管理が求められる。木材等を熱分解して得られるバイオ炭は土壌保水性を向上させることが報告されており,緑化土壌への導入が期待される。一方で,バイオ炭の土壌保水効果に関する研究事例は僅少であり,適切な混合条件の解明に向けた基礎的知見の確立が望まれる。本研究では,木材を原料とするバイオ炭と赤玉土の混合土壌を作成し,ポット実験により土壌保水性を評価した。その結果,バイオ炭の混合率の高い混合条件で保水量が多い傾向がみられ,その保水効果は複数回の潅水を行った場合にも同様にみられることが示された。</p>

収録刊行物

参考文献 (6)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ