加圧土槽を用いた微小せん断剛性率の計測

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Measurement of Small Strain Shear Moduli with a Calibration Chamber

抄録

<p>地盤の原位置応力状態を考慮したサウンディングの実施や小規模凍結サンプリング手法の開発のため,本研究では鉛直応力と水平応力を独立して制御できる加圧土槽を作製した.その加圧土槽では,体積ひずみと,ベンダーエレメントによるせん断波速度の測定が可能であるため,地盤の圧密時の微小せん断剛性率を従来三軸試験などで計測されてきた結果と比較することができた.比較結果により,微小せん断剛性率と間隙比の関係,および応力依存性の値は既往研究と整合的な結果が得られることを確認したため,本研究の加圧土槽はベンダーエレメントを用いて微小せん断剛性率を適切に計測できると結論付けられる.</p>

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 74 (4), 313-316, 2022-11-01

    東京大学生産技術研究所

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012777798215040
  • DOI
    10.11188/seisankenkyu.74.313
  • ISSN
    18812058
    0037105X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ