Mg系及びCa系吸着材の併用使用による亜ヒ酸除去-モルベースでの比較

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タイトル別名
  • Arsenite removal by combined addition of Mg-based and Ca-based adsorbents - Comparison on a molar basis

抄録

<p>Mg系及びCa系吸着材は、ヒ素(As)汚染水からのAsの除去あるいはAs汚染土壌に対してはAsの固定化を目的として使用されてきた。しかしながら、母材成分の溶出に伴う吸着材の劣化等の懸念があり、特にCa系吸着材では母材からのCaイオンの溶出が顕著である。ヒ酸を対象とした既往の研究1)では、Mg系とCa系の吸着材を併用使用することによるAs除去性能の向上と母材成分の浸出抑制効果が確認された。そこで、 本研究では、ヒ酸As(V)よりも毒性が高い亜ヒ酸As(III)を対象として、Mg系及びCa系吸着材(酸化物、水酸化物、炭酸塩)の単一使用と併用使用に関するAs除去試験を実施し、As(III)除去性能と母材成分の浸出挙動を、それぞれモルベースで比較検討した結果を報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012801490486272
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.33.0_459
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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