コストを意識したロボット支援下前立腺全摘除術 (RALP) のための新型鉗子類の導入

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  • Reducing costs in robot-assisted laparoscopic radical prostatectomy with the introduction of newly developed instruments

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抄録

<p>【目的】ダヴィンチXiシステムを用いたロボット支援下前立腺全摘除術において, 最近上市されたインストゥルメントを用いることにより, ロボット用鉗子類の必要数および交換回数の減少, コストの軽減が得られたため報告する.</p><p>【方法】左手用バイポーラにフォースバイポーラを用い, エクストラアームからのプログラスプはシンクロシールに変更し, ラージニードルドライバーは右手用1本に変更した.</p><p>【結果】手術の各ステップを通じて従来の鉗子構成での場合と同様の手技を行うことが可能であり, 1症例あたりの鉗子コストは¥49,666削減できた. 【結論】バイポーラ機能と強力な把持機能を兼ね備えたフォースバイポーラと従来品より細かい剥離切開操作が可能なシンクロシールを導入することにより, 鉗子の入れ替え回数およびコストを削減できた.</p>

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