カーボンナノチューブの自在配置と光デバイス

  • 大塚 慶吾
    東京大学 大学院工学系研究科機械工学専攻
  • 加藤 雄一郎
    国立研究開発法人理化学研究所 開拓研究本部加藤ナノ量子フォトニクス研究室 国立研究開発法人理化学研究所 光量子工学研究センター量子オプトエレクトロニクス研究チーム

書誌事項

タイトル別名
  • Deterministic manipulation of carbon nanotubes for optical devices
  • カーボンナノチューブ ノ ジザイ ハイチ ト ヒカリ デバイス

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抄録

<p>トランジスタに代表されるようなデバイスの微細化が続き,原子サイズという究極的な限界に近づくに従い,原子レベルで精密な構造に基づく技術の出現も現実的になりつつある.そのような原子精度技術の世界では,定まった原子配列を有する構成要素と清浄な界面がデバイス作製の鍵を握るはずである.そこで本稿では,原子精度の構成要素を組み込んだデバイス作製手法として,所望の原子配列を持つカーボンナノチューブを決定論的に配置するためのドライ転写技術について,ヘテロ構造の作製例を挙げながら紹介する.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 91 (12), 736-739, 2022-12-01

    公益社団法人 応用物理学会

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