外国人介護人材に対する高齢者施設ソーシャルワーカーの意識

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書誌事項

タイトル別名
  • Awareness of social workers in care home for the elderly toward foreign care workers
  • Results of a survey in Tokyo
  • ― 東京都内の施設を対象とした調査より ―

抄録

本研究の目的は、介護施設における外国人介護人材の就労実態を把握するとともに、施設ソーシャルワーカー の外国人介護人材の受入れについての意識と、その課題を明らかにすることである。調査の結果、2019(平成31)年 3 月 1 日現在で、東京都内の特別養護老人ホーム・介護老人保健施設の42.6%にはすでに外国籍の職員が在籍しており、 特に、特別養護ホームに限っていえば45.4%の割合であることが明らかとなった。つまり、施設ソーシャルワーカー の半数弱は、既に外国人介護人材と接していると考えられる。ソーシャルワーカーとしては当然であるが、外国人介 護人材との関係をミクロレベルの視点で捉えること、単なる労働力ではなく、生活している一人の人間であると認識 して関わることが重要である。また、ソーシャルワーカーとして関わることこそが期待される役割である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390012855177479680
  • DOI
    10.34591/humanwellbeing.20.1_39
  • ISSN
    24359254
    13465821
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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