群馬県の施設栽培のイチゴに発生したヒラズハナアザミウマに対する各種薬剤の殺虫効果

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of the Effects of Different Insecticides on a Flower Thrips, <i>Frankliniella intonsa</i> (Trybom) (Thysanoptera: Thripidae), Collected from Strawberries in Greenhouses of Gunma Prefecture
  • グンマケン ノ シセツ サイバイ ノ イチゴ ニ ハッセイ シタ ヒラズハナアザミウマ ニ タイスル カクシュ ヤクザイ ノ サッチュウ コウカ

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抄録

<p>殺虫剤感受性の低下が懸念されていた群馬県内のヒラズハナアザミウマについて,2019 年および 2020 年に施設栽培のイチゴから採取した 8 個体群に対し,8 種薬剤の殺虫効果をインゲン初生葉片浸漬法により調査した。その結果,すべての供試個体群に高い殺虫効果を示した薬剤は,アクリナトリン水和剤,スピノサド水和剤およびスピネトラム水和剤であった。またフルキサメタミド乳剤も,供試した 4 個体群すべてに高い殺虫効果が認められた。アセタミプリド水溶剤およびエマメクチン安息香酸塩乳剤の殺虫効果には供試個体群間によって差が認められ,シアントラニリプロール水和剤およびフロメトキン水和剤の殺虫効果はすべての供試個体群で低かった。</p>

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