書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the area base formation by overlapping a plurality of regional resources in the small town
- the case of Izunagaoka area in Izunokuni City
- 伊豆の国市伊豆長岡地域を対象にして
抄録
<p>近年人口減少による地域の持続可能性が課題になる中、持続可能な都市形態としてコンパクトプラスネットワークのまちづくりが進められ、街のコンパクト化に向けた拠点エリアの形成が図られている。豊かな拠点エリアの形成には、施設の集積、人口、多様な交流が必要で、そのためには地方小都市では、地域資源の重ね合わせが必要である。伊豆長岡地域では人口減少や旅館の撤退が見られるが、旅館や基幹病院等の地域資源があり、交流イベントがあり、豊かな拠点エリアの形成可能性がある。施設の集積と、人口分布を見てみると、必ずしもそれぞれの集積エリアが一致しないが、小バスターミナルである温泉駅周辺では住民以外にも、多くの来街者がいることがわかった。多様な交流という観点で見ると、アンケート調査より、住民と病院及び旅館従業員の欲しい施設に共通点があること、3属性とも旅館の利用に関心があること、交流イベントへの期待が高いことがわかり、これらを満たすことで、地域資源が重ね合わせることができ、豊かな拠点の創出の可能性があると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 都市計画報告集
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都市計画報告集 21 (3), 304-307, 2022-12-08
公益社団法人 日本都市計画学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390012878110306432
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- ISSN
- 24364460
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可