宇沢弘文の「社会的共通資本」の展開 : 思想史的アプローチ

書誌事項

タイトル別名
  • ウザワ ヒロフミ ノ シャカイテキ キョウツウ シホン ノ テンカイ シソウシテキ アプローチ

この論文をさがす

抄録

はじめに : 「試論」としての宇沢の研究活動区分 : 宇沢弘文(1928-2014)は日本を代表する偉大な経済学者である。宇沢の功績が評価されその意義が次世代に継承されるためには, 宇沢弘文研究がこれからさまざまな仕方で展開されて, 宇沢の研究の軌跡の全体像が明らかになりその理論と思想と実践の意義が深く理解される必要がある。本稿が試みる思想史的アプローチによる宇沢研究において最初に必要な作業は, 彼の研究活動とその膨大な業績に関する適切な時期区分を設定する試みである。……

収録刊行物

  • 経済学雑誌

    経済学雑誌 123 (1), 31-76, 2022-12

    大阪市立大学経済学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ