茨木のり子の詩人としての人格の形成 : 豊かな感受性から軍国少女へ、死の意識から対話の希求へ
書誌事項
- タイトル別名
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- The Formation of IBARAGI Noriko’s Personality As a Poet : From Exceedingly Sensitive to a Military Girl, From a Consciousness of Death to a Desire for Dialogue
- イバラキノリ コ ノ シジン ト シテ ノ ジンカク ノ ケイセイ : ユタカ ナ カンジュセイ カラ グンコク ショウジョ エ 、 シ ノ イシキ カラ タイワ ノ キキュウ エ
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説明
二〇二二年にNHKで放映された茨木のり子の特集番組に参加したことで、彼女の少女期を通史的にとらえ直した。茨木の少女期を、A豊かな感受性が育まれた小学校時代・B軍国少女になりおおせていた高等女学校時代・C死の意識からの再生を果たした専門学校時代の三期に分節化し、その変容を考察することで、詩人としての人格がどのように形成されていったのかを論じた。その中で詩「わたしが一番きれいだったとき」に描かれている原体験について述べた。
収録刊行物
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- 名古屋大学国語国文学
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名古屋大学国語国文学 115 17-32, 2022-11-10
名古屋大学国語国文学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013010129870976
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- NII書誌ID
- AN00180453
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- HANDLE
- 2237/0002004266
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- NDL書誌ID
- 032522970
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- ISSN
- 04694767
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可