茨木のり子の詩人としての人格の形成 : 豊かな感受性から軍国少女へ、死の意識から対話の希求へ

書誌事項

タイトル別名
  • The Formation of IBARAGI Noriko’s Personality As a Poet : From Exceedingly Sensitive to a Military Girl, From a Consciousness of Death to a Desire for Dialogue
  • イバラキノリ コ ノ シジン ト シテ ノ ジンカク ノ ケイセイ : ユタカ ナ カンジュセイ カラ グンコク ショウジョ エ 、 シ ノ イシキ カラ タイワ ノ キキュウ エ

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説明

二〇二二年にNHKで放映された茨木のり子の特集番組に参加したことで、彼女の少女期を通史的にとらえ直した。茨木の少女期を、A豊かな感受性が育まれた小学校時代・B軍国少女になりおおせていた高等女学校時代・C死の意識からの再生を果たした専門学校時代の三期に分節化し、その変容を考察することで、詩人としての人格がどのように形成されていったのかを論じた。その中で詩「わたしが一番きれいだったとき」に描かれている原体験について述べた。

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