バスケットボール競技におけるタイムアウトの有用性に関する研究(方)

書誌事項

タイトル別名
  • 得点効率に着目して

説明

<p>バスケットボール競技において、タイムアウトは試合前半(第1クォーター・第2クォーター)で2回、試合後半(第3クォーター・第4クォーター)で3回のタイムアウトの申請が認められている。バスケットボール競技のゲーム分析に関する研究は多岐にわたるが、タイムアウトに関する研究は多くは見られない。本研究では、タイムアウト取得前後の得点効率と試合状況を比較する事で、タイムアウトの有用性を明らかにする事とともに、タイムアウト取得の要因を明らかにする事を目的とした。研究方法は、タイムアウトに関するルール改正が行われた2018年以降の試合を対象に試合後半のタイムアウトを収集した。収集したタイムアウト前後の最大5つのポゼッションを分析した結果は、タイムアウト取得前後で得点効率の平均に有意差が認められた。よって、タイムアウトが有効に機能している事が示唆された。また、ゲーム分析に関する先行研究からタイムアウト取得に影響を与えると考えられる項目を抽出して、タイムアウト前後の得点効率との関係性を分析する事でタイムアウト取得に起因する要因について報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390013032133030528
  • DOI
    10.20693/jspehssconf.72.0_134
  • ISSN
    24367257
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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