用手的整復後に鼠径法手術を行った高度円背・閉鎖孔ヘルニアの1例

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タイトル別名
  • Incarcerated Obturator Hernia with Concomitant Severe Kyphosis Repaired via an Inguinal Approach after Noninvasive Reduction—A Case Report—
  • ヨウシュテキ セイフク ゴ ニ ソケイホウ シュジュツ オ オコナッタ コウドエン ハイ ・ ヘイサコウ ヘルニア ノ 1レイ

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抄録

<p>症例は66歳,女性.右下肢と腹部の痛みにて救急搬送された.当直医にて経過観察入院の方針とされた.翌日のCTにて右閉鎖孔ヘルニア・小腸イレウスと診断され,外科に紹介された.患者は脊椎カリエスの既往があり,胸部と恥骨が近接するほどの高度円背を有していた.腸管壊死を疑う所見はなく,まずはエコー下にヘルニアの整復を行った.高度円背のため経腹的手術は困難であり,待機的に鼠径法での根治術を行った.文献的考察を加えて報告する.</p>

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