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- 馬場 直子
- 神奈川県立こども医療センター 皮膚科
書誌事項
- タイトル別名
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- Combination of Laser Therapy and Oral Propranolol Therapy for Infantile Hemangioma
抄録
<p>乳児血管腫は自然退縮をきたすが,消失は不完全で,経過中の合併症や後遺症が多いことが問題となる.従来治療はステロイド内服または局注,レーザー治療,圧迫療法などが行われてきたがいずれも効果の満足度は高くなかった.2008年にプロプラノロール治療効果が報告されて以降,プロプラノロール内服治療が乳児血管腫の第一選択肢となってきた.一方,色素レーザー治療は腫瘤の早期縮小効果は少ないが,皮膚表面の血管を破壊し退色効果が得られるため,隆起の少ない局面型や,プロプラノロールが副作用や合併症のために内服できない場合など,現在も頻繁に選択されている.さらに,プロプラノロール内服とレーザー治療の併用も多くの施設で行われており,特に巨大な重症例や,露出部にあり整容的問題が大きい場合などには相乗効果を期待して併用されている.当科での治療経験を供覧しながら乳児血管腫治療の変遷を振り返り,プロプラノロール・レーザー併用療法の適応と意義,今後の課題について考える.</p>
収録刊行物
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- 日本レーザー医学会誌
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日本レーザー医学会誌 43 (4), 285-292, 2023-01-15
特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013332639092608
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- ISSN
- 18811639
- 02886200
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可