薬剤事故による再発防止への提案 -内服業務における洗い出しの実態から-

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説明

医療事故報告の中で内服薬に関する報告が最も多く占めている。そこで、薬剤事故による再発防止のための改善策が見出せないかと考え、薬剤事故の分析を行うとともに看護師の内服業務における実態調査を行った。その結果、各病棟独自の内服業務運用マニュアルが作成されており、内服業務の運用も各病棟統一されていないのが現状であった。以上のことから、薬剤事故が改善されない要因は、看護部全体の統一が図られていないことが明らかになった。今後は、各病棟同じ見解に起って看護部全体として内服業務の運用を統一していくことが必要である。さらには薬剤師による内服適正管理を構築していく事が薬剤事故の再発防止に繋がると考える。

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