-
- 廣木 亮哉
- 東京工業大学 環境・社会理工学院
-
- Do Ngoc KHANH
- 東京工業大学 環境・社会理工学院
-
- Alvin C. G. VARQUEZ
- 東京工業大学 環境・社会理工学院
-
- 神田 学
- 東京工業大学 環境・社会理工学院
書誌事項
- タイトル別名
-
- ANALYSIS OF SUMMER THERMAL COMFORT IN JAPAN FROM 1980 TO 2020 USING UTCI
説明
<p> 地球温暖化やヒートアイランド現象によってもたらされる健康へのリスクが懸念されている.健康リスクを適切に評価するためには,熱的快適性の観点から評価することが重要である.本研究は,熱的快適性指標の1つであるUniversal Thermal Climate Index(UTCI)を用いて1980年から2020年までの日本全国の熱的快適性の長期変化傾向と,UTCIと熱中症患者数の関係を評価した.UTCIの長期変化傾向に関して,140地点中109地点で上昇傾向が検出された.また,地球温暖化やヒートアイランド現象,都市化による気温・MRTの上昇と風速の減少は熱的快適性の悪化を助長させることを示した.UTCIと熱中症患者数の関係に関しては,熱中症患者数が急増するUTCIの閾値が都市ごとに異なることを明らかにした.</p>
収録刊行物
-
- 土木学会論文集B1(水工学)
-
土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_79-I_84, 2022
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390013408148684416
-
- ISSN
- 2185467X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可