有機的統合理論を用いた建設技術者のワークモチベーションの評価手法 −地方建設企業におけるICT施工・実務経験と自律性の関係性に着目して−

書誌事項

タイトル別名
  • EVALUATION METHOD FOR WORK MOTIVATION OF CONSTRUCTION ENGINEERS USING ORGANISMIC INTEGRATION THEORY

抄録

<p> 建設業では,高齢技術者の大量退職,若年層の入職率の低迷や離職率の高さなど技術者不足が深刻化している.国をはじめ,建設業界では,働き方改革,DXの推進など生産性向上に取り組んでいる.一方,激甚災害の増加やインフラの多量更新など業務量増大,感染症長期化など労働環境が急変する中,建設技術者のワークモチベーションは,必ずしも向上していないとの懸念もあり,更なる生産性向上には,その維持・向上は極めて重要な課題といえる.本研究は,混合研究法の下,有機的統合理論を用いて,建設技術者のワークモチベーションの評価手法について提案するとともに,事例研究を通じて,ICT施工など実務経験が自律性の程度に及ぼす影響について分析することを目的とする.その知見を基に,モチベーション・マネジメントへの適用について考察を試みる.</p>

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