システム開発時の仕様変更に対する逐次的な意思決定について

書誌事項

タイトル別名
  • Sequential decision making for specification changes during system development
  • Comparing Waterfall and Agile Method
  • ウォーターフォール型とアジャイル型を比較して

説明

<p>本研究では、仕様変更に対する逐次的な意思決定方法を再現し、ウォーターフォール開発とアジャイル開発間の違いについて観察を行った。そのためのアプローチとして、ウォーターフォール型とアジャイル型のモデルを制作し、ユーザニーズの変化が生じた際に、「仕様変更を行うべきか」の意思決定を、強化学習を用いて学習させた。学習後に得られた意思決定方法の違いを観察した結果、ウォーターフォール型では開発過程の後半で仕様変更を行い、また受け入れ回数が少ない傾向が得られた。一方、アジャイル型では開発過程の比較的前半で仕様変更を行い、受け入れ回数も多い傾向が得られた。このことから、開発手法に応じて、仕様変更に対する対応方法を変える必要性が示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390013474494739584
  • DOI
    10.11497/jasmin.202211.0_167
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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