喫煙後の呼出煙についての検討
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- 東山 明子
- 大阪商業大学 公共学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Examining exhaled smoke after smoking
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説明
要 約<br> 本研究では、紙巻きタバコ喫煙後の呼出煙排出時間を、安静、飲水、音読、運動の4場面について調べ、加熱式タバコについても安静のみ調べた。安静、飲水、音読では排出時間に有意な差は見られなかったが、運動は安静や音読と比較して呼出煙排出時間を有意に短縮した。加熱式タバコは紙巻きタバコより安静での排出時間は短い傾向であったが、加熱式タバコでも呼出煙排出があることが示された。喫煙歴の長短や1日喫煙本数の多少は、排出時間に関係しないことがわかった。これらのことから呼出煙短縮のためには運動が有効であること、加熱式タバコも紙巻きタバコと同等の規制が必要なことが示唆された。<br>
収録刊行物
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- 禁煙科学
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禁煙科学 vol.16 (12), 1-10, 2022
日本禁煙科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013641823964416
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- ISSN
- 18833926
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可