エアセルを用いた殿部への圧迫が柔軟性に及ぼす影響

  • 根地嶋 誠
    聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部 理学療法学科
  • 影山 哲也
    常葉大学リハビリテーション病院 リハビリテーション科
  • 竹内 真太
    国際医療福祉大学 成田保健医療学部 理学療法学科
  • 溝井 健介
    テイ・エス テック株式会社
  • 山内 直人
    テイ・エス テック株式会社
  • 西田 裕介
    国際医療福祉大学 成田保健医療学部 理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Immediate Effects of Pressure Stimulation by Air Cells on the Flexibility of the Gluteus Maximus: A Randomized Controlled Trial
  • ─無作為化対照試験による即時効果の検証─

抄録

<p>〔目的〕本研究では,エアセルによる大殿筋への間欠的圧迫刺激により柔軟性および姿勢に及ぼす影響を明らかにすることを目的に,間欠的圧迫刺激を受けた圧迫群と対照群で股屈曲可動域と骨盤アライメントを比較検証した.〔対象と方法〕対象は,健常男性20名とした.圧迫群の対象者は,座位にて大殿筋に対する3分間のエアセルによる間欠的圧迫刺激を受けた.大殿筋の柔軟性の指標として腋窩–膝間距離を,姿勢の指標として骨盤前傾角度を用い,介入前後でそれぞれ測定し比較した.〔結果〕介入後に腋窩–膝間距離において交互作用と群間差が認められ,骨盤前傾角度に差は認められなかった.〔結語〕間欠的圧迫刺激は,大殿筋の柔軟性を改善させた.今後,より適切な部位や強度などを検証する必要がある.</p>

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参考文献 (18)*注記

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