Zen Traffic Data を用いた車両追従挙動における反応遅れの空間的異質性の検証

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タイトル別名
  • Discussion on Spatial Heterogeneity of Reaction-delay in Car-following Behavior Using Zen Traffic Data

抄録

<p>単路部ボトルネックとなる区間では、車両追従挙動が他区間と異なること、特に相対速度等への反応遅れが微小速度擾乱とそれによる減速波増幅伝播に繋がって渋滞発生するとの仮説が有力である。本研究は阪神高速 ZTD に 2 種類の追従挙動モデルをあてはめ、区間毎の反応遅れをはじめとした追従挙動モデルのパラメータ推定値の分布を考察する。区間毎のパラメータ推定にはいくつかの技術的課題があるため、0.5km 区間毎に重みの異なる最適化問題として推定を行なう。非線形追従挙動モデルとして基本的な Gazis モデルを修正したモデルを用いてパラメータ推定を行なった結果、区間毎に反応遅れの異なる傾向が確認される。ただし、ボトルネックと推測される区間で反応遅れが小さい。また渋滞流下のみの推定結果ではボトルネック下流での反応遅れが大きい。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 9 (2), A_357-A_366, 2023-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390013739897108736
  • DOI
    10.14954/jste.9.2_a_357
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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