都市間高速道路における対面通行規制時の交通容量に関する基礎分析

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タイトル別名
  • Analysis of Traffic Capacity at the Construction Regulation on Inter-urban Expressway

抄録

<p>中日本高速道路(株)では、高速道路リニューアルプロジェクトを各地で進めており、様々な工事規制形態による渋滞実績が蓄積されてきた。本研究では、対面通行規制時の渋滞発生状況を整理したうえで、渋滞先頭地点の違いに着目し交通容量分析を行った。渋滞発生現象として渋滞先頭地点は、「規制始端部」、「規制区間内(合流部、単路部、車線シフト部)」であり、規制区間が短い場合は規制始端部に、規制区間が長い場合は規制区間内に渋滞が定着することが大半であった。また、渋滞中交通流率は規制始端部が最も高く、規制区間内の合流部、単路部、車線シフト部の順に低くなっていることを明らかにした。さらに、規制区間延長が長くなるほど、渋滞中交通流率が低下する傾向にあることを明らかにした。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 9 (2), B_48-B_55, 2023-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390013739897117184
  • DOI
    10.14954/jste.9.2_b_48
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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