村山上貯水池堤体強化の耐震性能評価と強化方法

DOI
  • 塩野谷 遼
    東京都水道局 建設部施設設計課(現東京都水道局 多摩水道改革推進本部施設部設計課)
  • 成田 岳人
    東京都水道局 建設部 施設設計課長(現東京都水道局浄水部浄水課長)
  • 関田 匡延
    東京都水道局 建設部施設設計課
  • 久保 昌利
    東京都水道局 建設部施設設計課(現東京都水道局 建設部技術管理課)

書誌事項

タイトル別名
  • Report on Evaluation of Earthquake Performance and Strengthening Method for Murayama Kami Reservoir Dam Reinforcement

抄録

東京都水道局では、水道施設の耐震化を進めており、現在、アースダムである村山上貯水池の堤体強化工事を実施している。堤体強化の設計にあたっては、目標耐震性能を設定し、レベル1地震動に対して震度法によりすべり破壊を生じない断面形状を設定した。レベル2地震動に対しては、動的解析により、すべり変形量検討と塑性変形解析の評価を行い、目標耐震性能を確保することを確認した。強化方法は抑え盛土工法を採用し、盛立材料には村山上貯水池堤体近傍から採取した土や既設抑え盛土を使用する。所定の強度を確保できる砕石等の混合比を決定し、工事中の試験盛土により品質管理基準を確保する敷き均し厚や仕上げ厚及び転圧回数を確認した。

収録刊行物

  • 水道協会雑誌

    水道協会雑誌 91 (3), 13-21, 2022-03-01

    公益社団法人 日本水道協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390013795251649024
  • DOI
    10.34566/jwwa.91.3_13
  • ISSN
    24358673
    03710785
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ