Origins of rock glaciers: A review
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- IKEDA Atsushi
- Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba
Bibliographic Information
- Other Title
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- 岩石氷河の成因
- ガンセキ ヒョウガ ノ セイイン
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Abstract
岩石氷河は,一般に岩屑被覆氷河とは分類され記述されるが,氷河の派生物であろうと名称や外見から直感的に考えられがちであった.しかし,研究が進むほど,その感覚的な理解は現象に合致しないことが明確になってきた.岩石氷河は地温と岩屑供給に強く制約された地形であり,雪氷収支が分布と運動を支配する氷河とは本質的に異なっているからである.岩石氷河の大多数は,崖錐型と堆石型,また両者の特徴を合わせもつもの(堆石-崖錐型)に分類できる.崖錐型は崖錐下部に発達した永久凍土の変形によって形成される.堆石型や堆石-崖錐型には,氷河が岩屑を供給するほか,しばしば氷体も供給する.堆石-崖錐型も永久凍土の変形によって形成され,氷河は寒冷期に岩石氷河上に覆いかぶさる関係にあった.一方,堆石型の流動が氷河氷の変形によるのか,凍結したティルの変形によるのかは,現時点で研究事例がほとんどなく特定が難しい.その他,氷河と同様に氷の涵養と消耗が流動を通じて平衡する岩石氷河の存在もいくつか指摘されているが,そのような例が形成される条件はごく限られているようである.
Journal
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- Journal of the Japanese Society of Snow and Ice
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Journal of the Japanese Society of Snow and Ice 75 (5), 325-342, 2013
The Japanese Society of Snow and Ice
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390013795251874816
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- NII Article ID
- 10031195531
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- NII Book ID
- AN00131221
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- ISSN
- 18836267
- 03731006
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- NDL BIB ID
- 024895180
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Disallowed