書誌事項
- タイトル別名
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- Applicability of Qualitative Real-Time PCR Methods for Detecting Wheat, Buckwheat, and Peanut in Processed Food
- コムギ ・ ソバ ・ ラッカセイ ノ テイセイ リアルタイム PCR ケンサホウ ニ カンスル テキヨウセイ ヒョウカ
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説明
<p>我々は食品中の小麦,そば,落花生を感度高く特異的に検出可能な定性リアルタイムPCR法を開発しており,試験室間バリデーションで妥当性を確認している.本研究では市販加工食品60試料を用いて,定性リアルタイムPCR法がELISAスクリーニング検査後の確認検査として適用可能であるかを評価した.検査の対象となるアレルゲンタンパク質がELISA陽性となった19試料はすべて定性リアルタイムPCR陽性となり検査陽性と判定され,アレルゲン表示との整合性が確認された.さらに,日本の監視のための公定法と異なる判断スキームで本法の適用性を検討するために,簡便なDNA抽出キットとの組み合わせによる定性リアルタイムPCR法の定性一次検査としての適用可能性を評価した.市販の加工食品試料で表示のあるアレルゲンが検査陽性と判定され,ELISA値10 ppm未満の試料も検出可能であったことから,定性リアルタイムPCR法が定性一次検査に必要な感度と性能を有していると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 64 (1), 34-46, 2023-02-25
公益社団法人 日本食品衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013795251913472
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 032729866
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- PubMed
- 36858590
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- PubMed
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可