[研修報告] 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが終わらない中でのジュネーブ・ベルリン国際研修を終えて

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  • [Practice Report] Report of study tour to Geneva and Berlin while the COVID-19 pandemic is not over

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抄録

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[要旨]千葉大学予防医学センターでは,2014年から毎年秋に本学の複数の学部,大学院学生のヨーロッパ研修ツアーを行ってきた。2020年,21年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックのため開催できなかったが,22年9月にスイス・ジュネーブの国連・国際機関の訪問,続いてドイツ・ベルリンでのシャリテ・ベルリン医科大学(以下,シャリテ)との集中講義と日独シンポジウムを無事開催した。2020年1 月15日,日本におけるCOVID-19第1例目の感染者が報告されて以来,海外での感染の広がりと水際対策による海外渡航の自粛,オミクロン株出現による海外での爆発的な感染者の増加と,一方では重症化率の低下,国内ではほぼ鎖国状態であったにもかかわらず感染者数の増加を見,その後水際対策の終了に至るなど,日本にとり激動の2年半であった。パンデミック,ウクライナ紛争と急激な円安で開催が危ぶまれたが,大きなトラブルも無く,学生たちにとっても大変有意義な研修であったので,計画段階からの経緯を報告する。

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