書誌事項
- タイトル別名
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- A study of the frequency of cachexia and its associated factors in elderly patients with diabetes mellitus
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説明
<p>目的:高齢糖尿病患者におけるカヘキシアの頻度,及びその関連因子を検討すること.方法:対象は伊勢赤十字病院糖尿病外来通院中の65歳以上の糖尿病患者とした.カヘキシアの評価はBody mass index<20 kg/m2を必須とし,(1)筋力低下,(2)倦怠感,(3)食欲不振,(4)除脂肪量低下,(5)生化学的異常の内,3つ以上を有する場合とした.従属変数をカヘキシア,説明変数を各種変数(基本属性,血糖関連パラメーター,合併症,治療内容)としたロジスティック回帰分析を用いて,カヘキシアの関連因子を同定することとした.結果:404例(男性233例,女性171例)が本研究の解析対象となった.カヘキシア該当者は男女それぞれ22人(9.4%),22人(12.8%)であった.ロジスティック回帰分析の結果,男性ではHbA1c(Odds ratio(OR),0.26,95% confidence interval(CI),0.08 to 0.81;P=0.021),及び認知・生活機能低下(OR,11.81,95% CI,1.81 to 76.95;P=0.010)がカヘキシア関連因子であった.女性では1型糖尿病(OR,12.39,95% CI,2.33 to 65.87;P=0.003),HbA1c(OR,1.71,95% CI,1.07 to 2.74;P=0.024),及びインスリン(OR,0.14,95% CI,0.02 to 0.71;P=0.018)がカヘキシア関連因子であった.結論:高齢糖尿病患者におけるカヘキシアの頻度,及びその関連因子が明らかとなった.高齢糖尿病患者において血糖管理不良,認知・生活機能低下,1型糖尿病,及びインスリン不使用の際,カヘキシアへの注意喚起が重要と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本老年医学会雑誌
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日本老年医学会雑誌 60 (1), 51-59, 2023-01-25
一般社団法人 日本老年医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390013873419235456
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- ISSN
- 03009173
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可