デュアルサンプリング法によるベイズ構造モデル更新へのレプリカ交換 MCMC 法の適用

  • 貝戸 清之
    大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻
  • 松岡 弘大
    公益財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道力学研究部

書誌事項

タイトル別名
  • APPLICATION OF REPLICA EXCHANGE MCMC METHOD TO BAYESIAN STRUCTURAL MODEL UPDATING BY DUAL SAMPLING METHOD

抄録

<p>ベイズ構造モデル更新ではパラメータ間に相関が存在する場合,不確実性の推定において各パラメータの事後分布に独立を仮定できない.これに対して,期待値推定とは別に同時事後分布の裾空間を推定するデュアルサンプリング法が提案されているが,2 段階目の裾空間の推定手法については計算効率の観点で改良の余地が残っている.本研究では,代表的な広域空間推定手法であるレプリカ交換 MCMC 法を 2 段階目の推定法として導入し,その有効性を既往研究と同じ実橋梁データにより検証した.その結果,1/4 程度の時間で既存の GA による手法と同様の事後分布の裾空間を推定できることを明らかにした.</p>

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参考文献 (22)*注記

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