周波数領域解析法を用いた層状媒質の時間領域散乱シミュレーションに関する基礎検討

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タイトル別名
  • Time-domain scattering simulation of layered medium using frequency- domain analysis method

抄録

<p>人工知能(AI)を用いて、電磁散乱波の波形から媒質の内部状況を調べる研究が注目を集めている。AIの訓練のため、電磁散乱シミュレーターを作成し教師データを集めAIに学習させる試みが報告されている。散乱波の時系列データを求める際に、筆者らはFDTD法を用いてきた。FDTD法は解析領域が広い場合、長時間シミュレーションが必要な場合、または入射波の波長が短い場合で、計算時間が長くなる。また媒質のパラメータが大きく変化する場合、境界の処理が難しい問題もある。本報告では層状媒質からの散乱問題に対して、周波数領域解析法を用いたシミュレータを作成し、FDTD法と比較してその優劣を考察する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390013972156350464
  • DOI
    10.11527/jceeek.2022.0_94
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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