英国人宣教師M.A.バーネットの生涯 ―大正・昭和の「中央日本」開拓伝道と福音伝道協会の形成―

書誌事項

タイトル別名
  • A life of England missionary Marguerite Amy Burnet: A pioneer mission of “the Central Japan”in Taisho・Showa period and the process of forming Fukuin Dendo Kyokwai
  • エイコクジン センキョウシ M.A.バーネット ノ ショウガイ : タイショウ ・ ショウワ ノ 「 チュウオウ ニホン 」 カイタク デンドウ ト フクイン デンドウ キョウカイ ノ ケイセイ

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抄録

本研究ノートは1917年12月に日本伝道隊の宣教師として来日し,以来34年にわたり栃木,群馬,埼玉県など「中央日本」の宣教にかけた英国人女性 M. A.バーネット(Marguerite Amy Burnet)の生涯を明らかにする。バーネットの宣教師としての活動は栃木県足尾に始まり,ここで生まれたビジョンにより,自身の手で設立した The Central Japan Pioneer Missionにより拡大した。彼女が伝えたキリスト教は「聖書のことば」をそのまま「神のことば」として保守する伝統的な福音主義に根ざすもので,戦後「福音派」と呼ばれるプロテスタントキリスト教の一源流となった1)。本稿の作成にあたっては,主にThe Central Japan Pioneer Missionの宣教報告「The Central Japan Pioneer」,およびバーネット自らが前半生を綴った「AN AUTOBIOGRAPHY」を使用する。現在両史料とも福音伝道教団境キリスト教会牧師岡部高明氏が保管している。

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