Description
本稿は、「ノーサイン野球」がアクティブラーニングの完成形であることを明らかにするため、2018年の常葉大菊川高校の試合を実践例として取り上げていく。その実践例は、ノーサイン野球がどのように「主体的に考える力」を駆使し、「対話的で深い学び」を実現することができているのかを、同年の地方大会と甲子園大会の試合の中から、ノーサイン野球が顕著にみられる13例のプレーを切り取り、1つずつスコアブックを付け加えながら、実況解説する。また近年、少年野球から大学野球において、ノーサイン野球を行うチームが増加しているが、ごく少数である理由として「ノーサイン野球」というスタイルが十分に確立されていないからということが挙げられる。本稿は、ノーサイン野球の方法が十分に確立され、課外活動を通した教育法の一つとして有効であることを論証する。
Journal
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- 教育研究実践報告誌
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教育研究実践報告誌 6 (2), 27-35, 2023-03
常葉大学教育学部初等教育課程研究企画部会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390014016715248640
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- ISSN
- 24360112
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
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- Abstract License Flag
- Allowed