書誌事項
- タイトル別名
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- IMPACTS OF INCREASED FINE-SEDIMENT TRANSPORT RATE ON RIVER-BED IN AZUMA RIVER, AFTER THE HOKKAIDO EASTERN IBURI EARTHQUAKE
抄録
<p> 2018年9月,北海道胆振東部地震により厚真川流域で多数の斜面崩壊が発生した.本研究では地震後の厚真川での土砂輸送特性と河床への影響の把握を目的とし,(1)現地データより地震前後の浮遊砂輸送特性の変化を整理すると共に,(2)それら結果を基に同一流量条件下にて浮遊砂供給条件の異なる定常流一次元不等流河床変動計算を行った.結果,崩壊地面積が大きい支川ほど土砂生産量(主に0.075mm以下)が多く,厚真川本川でも浮遊砂量の増加が確認された.数値解析によると,崩壊地から流入する浮遊砂成分の大半は河道内に堆積せず,河口から流出した.ただし,厚真大橋での観測流量が既往最大値を超えた360m3/s程度まで増加すると,河口~4km上流の区間において細粒成分の堆積に伴い河床材料が細粒化する可能性も確認された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 79 (3), n/a-, 2023
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390014016715440128
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可