「土砂貯留関数」を用いた貯水池堆砂量推定モデルの更新と検証―熊本県緑川ダム貯水池と山形県寒河江ダム貯水池を対象として―

DOI
  • 高橋 大地
    株式会社東京建設コンサルタント 東京本社流域施設本部砂防部(法政大学大学院デザイン工学科 博士後期課程)
  • 石川 忠晴
    東京工業大学(元法政大学)
  • 道奥 康治
    法政大学 デザイン工学部

書誌事項

タイトル別名
  • Revision of Reservoir Sedimentation Model Using a “Sediment Storage Function”

抄録

<p>豪雨頻度・規模の経年的増加にともなう貯水池堆砂の加速が懸念されている。物理モデルによる堆砂量の推定では多くの観測情報を要しパラメータの同定が容易ではない。前報ではダム管理への適用性を念頭におき,流域の土砂収支を包括的に表すための「土砂貯留関数」を導入して堆砂量推定モデルを提案した。本報ではさらに降雨量だけで堆砂量を推定できるようにモデルを更新し流域特性が異なる二つのダム貯水池へ適用してその妥当性を検証した。</p>

収録刊行物

  • ダム工学

    ダム工学 33 (1), 38-43, 2023-03-15

    一般社団法人 ダム工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014039002386944
  • DOI
    10.11315/jsde.33.38
  • ISSN
    18808220
    09173145
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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