NINJAL データベースを活用した言語研究の実施について

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書誌事項

タイトル別名
  • Linguistic Research Using NINJAL Database

抄録

Graduate School of International Christian University

National Institute for Japanese Language and Linguistics

International Christian University

会議名: 言語資源ワークショップ2022, 開催地: オンライン, 会期: 2022年8月30日-31日, 主催: 国立国語研究所 言語資源開発センター

本稿では、国立国語研究所の共同利用型共同研究(登録型)で利用可能な豊富なデータベース(研究資料室収蔵資料:fo0245)を用いたデータ処理方法について紹介する。今回利用したデータベースでは多くのデータへのアクセスが可能な反面、実験全体の録音ファイルのみが利用可能であったため、初めに実験の録音音声をもとに刺激のメタデータを構築し、単語や実験内でのセクション、話者、繰り返しの有無をもとに研究後にも識別可能な刺激のアーカイブIDを作成した。次に、Praatスクリプトを用いて録音全体における刺激間の境界の配置や各刺激へのID の付与、録音音声全体の個別刺激ファイルへの分割を行うことで、分析対象に対するアノテーションの保存を半自動的に可能とした。本研究手順により、録音データベースを用いたより効率的な研究が可能となるだろう。また、処理したデータをアーカイブすることで将来の様々な研究に役立てることができるだろう。

source:https://clrd.ninjal.ac.jp/lrw2022.html

identifier:国際基督教大学大学院

identifier:国立国語研究所

identifier:国際基督教大学

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