書誌事項
- タイトル別名
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- Generation and Disappearance Mechanisms of Hypoxia in the Head of Hakata Bay
- ハカタ ワンオウブ ニ オケル ヒンサンソスイカイ ハッセイ ショウメツ キコウ
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説明
<p>博多湾奥海域で2002-2006年夏季,約1週間間隔で計測された水温・塩分・pH・濁度・溶存酸素濃度観測データを解析して,博多湾奥海域における貧酸素水塊形成機構の解明を試みた。その結果,博多湾奥海域では夏季の大雨後,大量の栄養塩が海域に供給され,湾奥部海域表層で植物プランクトン密度が急増し,その自己遮蔽効果により浅い底層が無光層となり,表層から落下する有機物を分解するために酸素が消費され,塩分成層の発注による表層からの酸素供給減少と相俟って,湾奥部地域底層に貧酸素水塊が形成されることがわかった。</p>
収録刊行物
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- 海の研究
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海の研究 18 (2), 169-176, 2009-03-05
日本海洋学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390014093901227904
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- NII論文ID
- 110007123557
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- NII書誌ID
- AN10382760
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- ISSN
- 21863105
- 09168362
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- NDL書誌ID
- 10192715
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可