③車両プローブによる車線別道路交通情報に係る技術開発

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書誌事項

タイトル別名
  • 3) Technological Development for Lane-level Road Traffic Information Using Probes Vehicle Data

抄録

<p>自律走行の自動運転車は限られた範囲の情報に基づき走行しており,前方で事故等があり渋滞が生じている場合,急減速が必要となったり,交通量が多い場合には円滑に車線変更できない可能性もある.この時,前方の交通状況(先読み情報)をあらかじめ車線別に把握することができれば,事前に予備減速し余裕を持って車線変更するなど,より安全・円滑な走行が可能となる.現在,コネクテッドカーの普及に伴い,このような先読み情報を生成するためのデータ取得環境が整いつつあるが,交通状態を車線別に直接把握できるようなデータ形式とはなってない.本取組は,自動運転車の安全・円滑な走行に有用と考えられる車線別の道路交通情報に係る技術開発を行うものであり,現状,市販車両から得られるプローブ情報でどの程度の車線レベルの情報生成ができるかを検証し,今後の可能性を明らかにするとともに,生成した情報をその他の交通環境情報と合わせて一元的に集約・配信する実証実験環境の構築を行ったものである.</p>

収録刊行物

  • SIP成果報告書

    SIP成果報告書 2022 (1), 54-60, 2022

    国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014128339400704
  • DOI
    10.57472/sipadusreport.2022.1_54
  • ISSN
    27584089
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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