総胆管結石の診断と治療
書誌事項
- タイトル別名
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- Diagnosis and treatment of common bile duct stones
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抄録
<p>総胆管結石の有症状化率は90%以上と高く,胆管炎・胆石膵炎を発症すると重症化リスクもあるため,適切な診断と治療は重要である.診断モダリティには腹部超音波,CT,MRI,超音波内視鏡(EUS)があるが,特に小結石ではEUSの感度が高い.総胆管結石に合併する急性胆管炎では急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドラインの診断基準が古典的なCharcot3徴と比較して感度が高い.総胆管結石治療の第一選択はERCPであり,乳頭処置としては内視鏡的乳頭括約筋切開術が行われる.大結石に対しては通常の機械的砕石術(EML)に加えて,内視鏡的乳頭大口径バルーン拡張術や経口胆道鏡を用いた砕石術の有用性が報告されている.また内視鏡治療が困難であった術後再建腸管を有する総胆管結石に対しても最近はバルーン内視鏡やEUSを用いた治療が広まっており,今後も総胆管結石に対する治療における内視鏡の位置付けは大きくなると考えられる.</p>
収録刊行物
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- 胆道
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胆道 37 (1), 22-27, 2023-03-31
一般社団法人 日本胆道学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390014128339447168
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- ISSN
- 18836879
- 09140077
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可