指先皮膚特徴解析による手足症候群の早期発見支援

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タイトル別名
  • Early detection support for hand-foot syndrome by fingertip skin feature analysis

抄録

本稿では自宅で撮影した患部画像から症状が現れる指先領域を用いて手足症候群の発現を識別することで早期発見を支援する手法を提案する.まず,画像内に含まれるカラーチャートを検出し,色補正を行う ことで画像毎の色味の差異を補正する.次に,手の関節点を推定し,関節点に基づいて対象の指先領域を抽出する.その後,指先領域から症状発現の指標となる皮膚特徴を抽出する.最後に,抽出した特徴量を用いて発現判定を行う.その結果,色補正を行い R チャンネルの B チャンネルに対する大きさの特徴量を用いて SVM で分類を行った場合に Recall が 0.82,F-measure が 0.66 と最も良い性能を示した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014128339867264
  • DOI
    10.11371/wiieej.21.03.0_58
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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