小学校における外国語専科教員制度に関する現状と認識

書誌事項

タイトル別名
  • ― 小学校管理職,行政の外国語教育担当者の視点から ―

説明

<p>本研究の目的は,小学校における外国語専科教員制度に関する現状と認識を,小学校管理職,行政 の外国語教育担当者の視点から調査することである。17 名の公立小学校管理職(校長 11 名・教頭 6 名)を対象としたオンライン質問紙調査,6 自治体の外国語教育担当者(7 名)を対象としたオンライ ンインタビュー調査の結果から,専科教員による指導の充実が,外国語専科教員制度の成果であると 認識されていることが明らかになった。一方で,専科教員の勤務条件に起因する問題が課題として認 識されており,各学校独自の対応だけでは難しい現状も明らかになった。行政の外国語教育担当者は, 孤立しがちな専科教員をつなぐ仕組みの構築を試みており,特に,専科教員同士が自らの考えや気持 ちを語り合う機会が,複数の自治体で設定されていた。さらに,専科教員の情報交換や研修に ICT を 活用することで,多忙や複数校勤務による時間的制約などの困難な状況を克服できる可能性も示唆さ れた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014183323040128
  • DOI
    10.20597/jesjournal.22.01_134
  • ISSN
    24241768
    13489275
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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